こんにちは!
今回はGoogleアナリティクスで、自社サイトまたはブログを訪問してページを見てくれた企業名を確認して分析する手順についてまとめました。
さらに、どの企業がどのページを閲覧してくれたかも確認することが可能です。
ですのでこの記事は法人向けビジネスをされている会社さん、個人の方に役立つ内容になります。
また詳しくは記事の最後で説明しますが、すべての企業からのアクセスを特定できるわけではなく、基本的に大企業からのアクセスを特定するための方法になりますのでここだけご注意ください。
それでは解説します^^
Contents
GAで「自社サイトに訪問した企業はどこか?」を確認する手順
①:「集客>すべてのトラフィック>チャネル」

集客の大カテゴリの中にある「チャネル」を選ぶと、上の画像の画面にきます。
まずはここからスタートです。
②:右上「その他>ネットワークドメイン」を選択する

まずは右上にある「その他」を選ぶとプルダウンで検索窓が出てきます。(「その他」を押してから出てくる検索窓です)
ここに「ネットワーク」などと入力すると出てくる「ネットワークドメイン」選択をします。
③:ネットワークドメイン一覧が出てきます

いままで「その他」になっていた箇所が「ネットワークドメイン」になっていればOKです。
そして表の右側が「ネットワークドメイン」に変更され、自社サイトに訪問してくれたユーザーのドメインが一覧が表示されています。
この中から企業からのアクセスに絞ってみていきます。
④:「co.jp」を検索窓に入力する

企業からのアクセスだけに絞り込むため、企業ドメインである「co.jp」を右上の検索窓に入力します。
すると、左下の赤枠内に「co.jp」を使っている企業ドメインが表示されます。
ここに表示されている企業ドメインを調べて企業名を特定していきます。
⑤:気になる企業ドメインを調べる
調べてみたい企業のドメインがあれば、そのドメインの所有者を調べるツールで見ていきましょう。
下記サイトの検索窓にドメインを検索してみてください。
そうすると、だいたい企業名が出てきます。
これで自社サイト、ブログを見ている企業を特定することができます。
番外編その①:どの企業がどのページを見たか?を確認してみる。
ここまでで「どの企業が自分のサイトやブログを見ているか分かった」と思います。
そしてさらに、その企業がどのページを閲覧してくれたかまでわかります。
①:知りたい企業ドメインを検索→「ページタイトル」を選択

気になる企業のドメインを右上の検索窓に入力すると、その企業に絞り込んでアクセスを見ることができます。
そして、左側にある「セカンダリディメンション」をクリックしたときにでてくる検索窓に「ページ」などと検索すると出てくる「ページタイトル」を選択します。
②:気になる企業が実際に見たページが表示される

企業が実際に見たページタイトルが表示されます。
閲覧されたページを見てニーズなどを分析していくと良いでしょう。
番外編その②:企業がどの媒体からアクセスしたか?を確認してみる。
番外編その①では、セカンダリディメンションを「ページタイトル」で見ていきましたが、これを「参照元/メディア」で見ると、企業がどこからアクセスしてきてくれたかが分かります。
①:「セカンダリディメンション>参照元/メディア」を選択

ネットワークドメインが「co.jp」または「調べたい企業ドメイン」に絞り込まれている状態で、セカンダリディメンションを「参照元/メディア」にします。(「メディア」などと検索すると出てきます)
②:企業のアクセス元を確認できる

セカンダリディメンションが「参照元/メディア」になっていればOKです。
表の2列目に「参照元/メディア」という列が出てきますのでここを見ていきましょう。
上の画像では「google / organic」だけしかありませんが、WEB広告を出していれば「google / cpc」とか「google / display」などと表示されたりします。
ここを見て自然検索から訪問してきてくれているのか?WEB広告から自社サイトに来てくれているのか?などを分析することができます。
まとめ
ここまでGoogleアナリティクスを使って訪問してくれた企業名を分析する方法について解説してきましたが、一つだけ注意点があります。
それは分析できる企業が固定IPを使っている会社に限られるということです。(固定IPを使っている企業は基本的に大企業が多いです)
インターネットの接続に、インターネットプロバイダを使用している企業の場合は、使用しているプロバイダのドメインが表示されてしまうので企業名を特定することができません。
しかし、この記事のやり方で見ていくと「自社サイトやブログがどんな企業から見られているか?」傾向が見えてくると思いますので非常に役に立つと思います。
法人向けのビジネスをされている場合は、今回の記事のデータはとくに見ておきたいですね。
またGoogleアナリティクスに関する記事も書いていく予定ですので、良ければブログ内の他の記事も読んでみてください^^
それでは!