今回は、『「デジ単」デジタルマーケティングの単語帳 イメージでつかむ重要ワード365』という本の書評をしてみます。
その名の通り、デジタルマーケティングの用語集的な本です。
365語もあれば自分の知らない単語もたくさんあるだろうなと思って買った本ですが、かなりわかりやすい図解で用語説明してくれている良書だったので取り上げてみました。
正直、僕が「WEB広告運用はじめたときに出会いたかった・・・」と思わせられた本でした。
この本をオススメしたいのは、このような方です。
- これから自社でWEB広告運用をはじめたい。
- WEBマーケ会社に就職・転職が決まったので予習したい。
- 新入社員の人にWEBマーケ用語を学習してもらいたい。
- WEBマーケ業務をやっているけど、いまさら聞けない用語の意味を復習したい。
- WEB広告代理店の結果報告を受ける立場だけど、担当者が言っているデジタルマーケティングの単語の意味が分からない。
ちなみに、解説されている用語365個のうち大部分が基本的な用語です。
ですので、業務でガッツリWEB広告運用をしている中級者以上の方は特に読まなくても大丈夫かなという印象です。
「デジ単」の構成は?
第1章:基礎指標
第2章:トラッキング
第3章:広告配信
第4章:オーディエンスデータ
第5章:SEO
第6章:ソリューション
これが「デジ単」の目次です。
第3章の「広告配信」のパートのボリュームが多く、今現在WEB広告の知識がない人が用語の意味を知識として入れておきたい場合はかなり役に立つでしょう。
第5章に「SEO」がありますが、WEB広告運用の業務をしている人がSEOの知識を入れたいという目的であれば、逆に買わなくても良い印象です。
この本に書かれているSEOに関する用語に限定して言うと、ググってWEB記事を何記事か読めばすぐ把握できるボリュームとレベルだと思ったからです。
個人的には、第4章、第6章のパートで知らない単語がいくつかあったので、いまさら聞けない用語をしっかり把握しておく意味でこの本を活用したいと思います^^;
難しそうな用語も、絵で見てわかりやすい。

とにかく横文字が多く、一見むずかしそうなWEBマーケティングの用語ですが、この本は単語一つ一つに図解が丁寧にされているのが非常に良いです。
しかもシンプルでわかりやすい。
また、このゆるキャラ(デジタンというキャラクターらしいですw)の雰囲気もあって読んでいて疲れないです。
僕のクライアントで、現在のマーケティング業務に就いた時にWEBマーケティングの用語を一生懸命努力して勉強されていた人がいたのですが、こういった方にこそこの本をオススメしたいです^^
ということで、今回は良い本を発見したので書評記事でした!