ひさしぶりにツイッター広告の運用をするので、復習のためにツイッター広告運用ガイドを読んでみましたので記事を書いてみました。
2016年の本でありますがツイッター広告に関する本といえば、この本一択というぐらい充実した内容の本です。
ツイッター広告について何も知らない0の状態からでも、広告を出せる状態に持っていけると思います。
- これからツイッター広告を勉強する広告代理店の人
- ツイッター広告を自社運用しなければいけなくなった人
- 個人事業、副業でツイッター広告運用したい人
上記のような人には特におすすめの本です。
【ツイッター広告】知っておくと役立つこと
ツイッターユーザーはどんな人が多い?
- 日本人のユーザー数は約3,500万人(2015年時点)
- 男女比は50:50。
- 職業別で多いのは「会社員・公務員」がTOP。その次が学生。
- モバイルからのアクセスが80%以上。
ツイッターユーザーの年代について
- 10代:21%
- 20代:31%
- 30代:21%
- 40代:27%
10代が使っているイメージが強いツイッターですが、実は約半数のユーザーは30代以上。
50代以上へアプローチしたい場合はちょっと不向きかもしれませんが、30代、40代への訴求であれば問題なくツイッター広告も使えそうです。
学生に限ると利用率は85%と高く、利用時間も最も高いということで、若年層へアプローチしたい場面でWEB広告を検討する場合はツイッター広告が有力な選択肢になりそうですね。
ツイッター広告のターゲティングは?
- フォロワーターゲティング
- キーワードターゲティング
- 興味関心ターゲティング
- 属性別ターゲティング
- 地域ターゲティング
- デバイスターゲティング
- テイラーターゲティング
他の媒体にはないツイッター広告のターゲティングは「フォロワーターゲティング」ですね。
特定のユーザーをフォローしている人にターゲティングして配信できるターゲティング機能です。
例えば化粧品を売りたい場合は、フォロワー数が多い美容系インフルエンサーにターゲティングして配信できるというイメージです。
ただ、本に書かれている通り、誰でも思いつく有名なアカウントにターゲティングしても競合が多くなり、クリック単価が高くなりがちです。
超有名なインフルエンサーだけではなく、ある程度フォロワー数が劣るアカウントも幅広くターゲティングに追加して配信する必要があるかもしれません。
「ツイッター広告運用ガイド」おすすめの3つの広告設定
- 入札方式はデフォルト設定の「自動入札額」ではなく「上限入札単価」または「目標コスト」がおすすめ。
- 入札額は100円前後の設定がオススメ。実際のクリック単価は60~70円になる傾向強い。リーチを増やしたい場合は150~200円くらいに増やすと良い。
- 広告のクリック率は、だいたい0.2~0.5%くらい。0.2%を切るようならクリエイティブやターゲットの再検討が必要。
クリック単価やCTRの目安になるような数値が本の中に書かれていました。
ツイッター広告をはじめて改善する段階になったときに、上記の数値を基準に数値の良し悪しを判断すると良いでしょう。
まとめ:「ツイッター広告運用ガイド」の書評
改めて、この本をオススメしたい人を挙げると、下記のような人です。
- これからツイッター広告を勉強する広告代理店の人
- ツイッター広告を自社運用しなければいけなくなった人
- 個人事業、副業でツイッター広告運用したい人
ツイッター広告全くの初心者の状態が読んでも、本を読んでいけば実行に移せる内容になっていますね。
そもそもツイッター広告とは何か?からクリエイティブの入稿方法、タグ設定、アナリティクスの分析まで一通り網羅されているという感じで、ツイッター広告についての本としての情報量は圧倒的ですし、よく整理されていてわかりやすいです。
ツイッター広告をやっていくなら、手元に置いておきたい本です。