【Facebook広告】BASEでコンバージョン設定する手順

BASEのFB広告コンバージョン設定 Facebook広告

苦戦する人が多そうなBASEでのFacebook広告コンバージョン設定について書きます。

こんな方に役立つ記事です。

  • BASEと連携してFB、インスタ広告を効果的に出したい
  • FB、インスタ広告の広告効果をしっかり計測したい
  • FB、インスタ広告経由で売れた金額を計測したい

Facebookのイベントコードを一部書き換える必要があるので少し難しく感じるかもしれませんが、この記事の手順で進んでもらえればできます。

この設定をすることで、Facebook、Instagram広告経由で売れた具体的な金額を把握することができて、より精度の高い広告運用ができますので是非やってみてください。

【3ステップ】BASEでFB・インスタ広告のコンバージョン設定をする方法

手順①:BASEで「広告効果測定」Appsをインストール

BASE広告効果測定

BASE管理画面上部に「Apps」があります。

この中にあるアプリ「広告効果測定」をまずはインストールしてください。

上の画像のように、Appsトップ画面の「利用中のApps」に、広告効果測定が含まれていればインストールできています。

手順②:Facebookピクセルコードを貼り付け

Facebookピクセルコード

手順①でインストールしたApp「広告効果測定」をクリックすると、上のような画面に行くことができます。

ここで赤枠の箇所(Facebookピクセルを設定)にFacebookビジネスマネージャで発行したピクセルコードを貼り付けます。ピクセルコードの取得方法は下記Facebook公式ヘルプをご参照ください。

参考:Facebookヘルプ「Facebook広告ピクセルの設定方法」

ピクセル設定画面を進んでいき「手動でコードをインストール」を選ぶと、ベースコードが出てきます。このベースコードをそのままコピー&ペーストして、上の画像赤枠内に貼り付けるだけでOKです。

手順③:イベントコードを設定

BASEのFacebookイベントコード設定画面

次に、「その他のタグを設定」欄に、Facebookから取得したイベントコードを貼り付けます。

実際に商品を買って購入完了画面(サンクスページ)までたどり着いたユーザーのデータを取得するためのものです。

Facebookから取得できる標準イベントコードを基にコードを少し改変する必要がありますが、①を②に書き換えた後、上の赤枠に貼り付けてください。

①【コード改変前】Facebookから取得した標準イベントコード

fbq(‘track’, ‘Purchase’, {value: 0.00, currency: ‘USD’});

②【コード改変後】このコードをBASEに貼り付けてください

fbq(‘track’, ‘Purchase’, {value: {%item_total%}, currency: ‘JPY’});

①のイベントコードの一部を改変して、②の実際に使用するイベントコードへ変更しています。

①のままBASEに埋め込んでしまうと、売上金額を計測できず、金額の通貨も日本円ではなくドルになってしまうので下記2点を変更しています。

value:「0.00」→「{%item_total%}」へ変更

currency:USD→JPY

この変更をすることで、FB・インスタ広告経由で売れた商品金額を日本円で計測することが可能になります。

上の改変後のイベントコードは、そのままコピペでBASEに貼り付けて使えます。

これで設定完了です。

管理画面で成果指標を設定する

次にFacebook広告管理画面側で、下記の指標を確認できるよう設定しましょう。

Facebook広告列カスタマイズ

「列:パフォーマンス>列をカスタマイズ」から遷移する画面で、上記キャプチャの列と同じ名前の指標をチェックしてから「保存」をクリックすればOKです。

もちろん、成果として見たい指標は自由に設定して問題ありませんが、どの指標を見ていけばいいかわからないという方はこちらを参考にしてください。上記キャプチャの列の成果指標を箇条書きで列挙しておきます。

  • インプレッション
  • クリック(すべて)
  • CTR(すべて)
  • CPC(すべて)
  • 消化金額
  • 購入のコンバージョン値
  • ウェブサイト購入のコンバージョン値
  • 購入ROAS(広告費用対効果)
  • ウェブサイト購入ROAS(広告費用対効果)
  • 結果
  • 結果の単価
  • 結果レート

これらの指標を見れば、広告経由で売れた商品数、売上金額、ROAS等を確認できます。

ちゃんと計測できているか管理画面で確認しよう

Facebook広告管理画面

ちゃんと設定できていれば、Facebook広告アカウントの指標の中に、上の画像のような数字が確認できます。

広告経由で売れた商品の数=結果

広告経由で売れた商品金額=ウェブサイト購入のコンバージョン値

この画像の例で言えば、広告経由で2件販売、22,140円売上につながったことが計測できていることが分かります。

このような管理画面で見ることができる、広告経由の商品販売数、売上金額、CPA、ROAS等の指標を定点観測しながらパフォーマンスを上げていけるよう広告運用してみてください。

また、BASEのようなECサイトの場合、広告の出し方としてダイナミック広告が非常に有効です。

ダイナミック広告の設定方法は、下記記事でまとめているのでご参照ください。

【追記】広告効果維持するため、独自ドメインでBASEサイト運営しましょう

問題なく広告設定したはずなのにコンバージョン計測ができない!という方は、独自ドメインでECサイトをするようにしてください。

詳しくはBASE公式サイトにて解説されています。リンクを貼っておきます。

参考:iOS14.5対策のFacebookビジネスマネージャ設定

現在問題なくコンバージョン計測できている人も、できれば独自ドメインでBASEのECサイトを運営することをオススメします。

これによって、より正確なコンバージョン計測ができるようになります。

正確なコンバージョン計測ができれば、広告パフォーマンス向上につながります。

ぜひお試しください。

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