【YDN】サーチターゲティングの成果を高める具体的方法を解説!

YDNサーチターゲティング Yahoo広告

YDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)のサーチターゲティングの成果を高める方法について解説していきます。

ここでいう成果とは「コンバージョン率を高める」「コンバージョンの数を増やす」と定義して記事を書きました。

結論から言うと、方法はこの2つです。

  1. 長期間コンバージョンが取れていないキーワードでの配信をやめる。
  2. コンバージョンが取れている傾向が強いキーワードと似たキーワードを追加。

リスティングと同じですね。

この2つの考え方を基本にして既に配信しているサーチターゲティングリストに設定しているキーワードを変えていきましょう。

それでは、詳しく解説していきます。

YDNサーチターゲティングの成果を高める方法

①長期間コンバージョンが取れていないキーワードを除外。

ずっと配信しているにもかかわらずコンバージョンがつかないキーワードでの配信はやめる。

これは検索広告と同じです。

  • 長期間配信しているがCVがつかないキーワード。
  • 多くコストを使っているのにCVがつかないキーワード。
  • CVは少しはとれているけど、CPAが高いキーワード。

これらは配信をやめるべきキーワード候補です。

認知目的での配信であれば問題ないですが、コンバージョン目的での配信なら、上の3つのようなキーワードは定期的にサーチターゲティングリストから外していった方が良いでしょう。

②コンバージョンが取れている傾向が強いキーワードと似たキーワードを追加。

もし金融系の案件で広告配信しているとします。

そして「株式投資」のキーワードでコンバージョンが取れている傾向がもしあったとしたら、たとえば下記のようなキーワードもどんどん追加していく!というようなイメージです。

  • 株式投資 アプリ
  • 株式投資 おすすめ
  • 株式投資 本
  • 株式投資 セミナー
  • 株式投資 やり方

登録できるキーワードは片っ端から入れていきます。

注意点としては、サーチターゲティングはどんなキーワードでも登録できるわけではないということです。

サーチターゲティングリストを設定するときに、選択肢として出てくるキーワードの中から配信したいキーワードを選ぶ形式です。

Yahoo!サイト、またはYahoo関連サイト内で検索数が多いキーワードなどが選べるようになっているので、検索数が少ないニッチなキーワードは選ぶことができないというデメリットもあるということですね。

どうやってサーチキーワードリストを入れ替えるの?

ここまではコンバージョン取れているキーワードと取れていないキーワードを精査することについて書きました。

ここからは「具体的にどういう作業をするのか?」について解説します。

①配信していたサーチキーワードのレポートを出す

まずはサーチターゲティングに設定しているキーワードごとの成果を見るためのデータを出力します。

サーチターゲティング

レポート出力画面内「1.レポート形式を設定」では「サーチキーワード」を選びましょう。

「表示項目の並び替え」の部分は「コスト」「コスト/コンバージョン数」「コンバージョン数」の指標が見れればキーワードの精査は可能ですが、できればインプレッション、クリック数もみておきたいところです。

集計期間はできるだけ長い期間でレポートを落して見たほうが精度は高いでしょう。

②出力したレポートの各指標からキーワードを精査

主に「コスト」「コスト/コンバージョン数」「コンバージョン数」を見て、どのキーワードでコンバージョンが取れているのか?傾向をつかむようにします。

実際にレポート画面からデータをダウンロードすると、この画像のようなデータをダウンロードできます。

YDNデータ

「コスト/コンバージョン数」は気にしつつ「コンバージョン数」がたくさん取れているキーワードを見ていきましょう。

基本的には「コンバージョン数」が多いキーワードを残し、全然取れていないキーワードは外していくという考え方です。

③サーチキーワードリストを変更

強化するキーワード、外すキーワードの傾向がつかめたら、実際にサーチキーワードリストを設定していきます。

YDNサーチキーワードリスト

YDN管理画面上部の「ツール」を選ぶと、上の画面に飛びます。

この後「サーチキーワードリスト管理」をクリックします。

矢印 YDNサーチキーワードリスト管理

今回は既に作成済みのサーチキーワードリストを改善する前提なので、上の画像の赤枠内にある既存サーチキーワードリストの中からキーワード精査したいものを選びます。(念のため作成済みのサーチキーワードリストは伏せています)

今回はじめてサーチキーワードリストを作る場合は、赤枠上部にある「サーチキーワードリスト作成」から作ることができます。

矢印 YDNサーチキーワード

もしコンバージョンが良くとれている傾向があるキーワードが見つかっている場合は、①の枠にキーワード入れてみましょう。

入力後、その下にある「使用できるサーチキーワード候補を検索」ボタンをクリックすると、②に登録可能なキーワード一覧が出てきます。

②にでてきたキーワードの中から実際に追加したいキーワードにチェックを入れていくと③に追加されます。

この流れで追加したいキーワードを選んでいくことが可能です。

 

逆に、成果の悪いキーワードを除外したい場合は、③に入っている選択済みのキーワードの左側にある「×」ボタンを押すことで、そのキーワードの配信を解除していくことができます。

 

さらにコンバージョンの獲得効率を高めたい場合は上の画像の緑色の枠「有効期間」「検索回数」を調整することで改善できます。

デフォルト設定は「有効期間:30日間」「検索回数:1回以上」です。

表示回数は減ってしまいますが、有効期間を短くしたり検索回数を多く設定することで、より確度の高いユーザーへ配信をすることができるでしょう。

コンバージョン獲得メインでYDNサーチターゲティングを配信したい場合は「有効期間」「検索回数」の設定もみていくと良いです。

 

流れとしてはこれで一通り完了です!

まとめ

YDNサーチターゲティングまとめ

サーチターゲティングはYDN独自の配信手法で、かなり使えるターゲティングです。

僕自身もYDNでディスプレイ広告をやる場合は、必ずと言っていいほど使っています。

安い獲得単価でコンバージョンの獲得もできているケースも多くて、リマーケティングより獲得が取れることも珍しくありません。

そして獲得だけではなく、同時に認知目的としても使えるのでかなり使い勝手が良いです。

「YDNサーチターゲティングのキーワードリストの成果は見ていなかった!」という方はぜひ本記事の内容を参考にしてみてください^^

それでは!

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