Excelワイルドカードをわかりやすく解説【集計作業で使える】

エクセルのワイルドカード スキルアップ

WEB広告運用の集計業務でも便利で使えるExcelの「ワイルドカード」について解説します。

「ワイルドカードってなに?」という方でもわかりやすく説明します。

僕自身もインターネット広告運用の仕事に就く前はワイルドカードという存在すら知らなかったのですが、使えると色々と便利ですよ^^

まずは、僕がワイルドカードを勉強したYoutube動画を共有します。

記事を書いておいてなんですが、、たぶんこういうのは動画を見てしまった方が早いです(笑)


※チュートリアル道場さんの動画を引用

非常にわかりやすい動画で、たぶん僕が見た時点ではYoutube内でワイルドカードについて一番わかりやすい動画だと思います。

僕はこれで仕組みを理解しました。

これでもピンとこない場合は、補足として下記の僕の解説も読んでみてください^^

Excelのワイルドカードって何?何ができるの?

簡単にいうと「あいまい検索」ができます。

例えば、下記の表があったとして、あなたはエクセルの表の「Yahoo」の媒体の数値を合計して数値を集計したいとします。

ワイルドカード集計

ワイルドカードSUMIF

同じYahooでも「Yahooスポンサードサーチ」もあれば、「Yahooディスプレイ広告」もありますね。

この2つを「同時に抽出して合計値を出したい」という時に使えます。

上の画像ではワイルドカードを使って、「Yahoo」の文字が含まれている文字列を抽出して、費用の合計値をSUMIFで集計しているような表にしています。

「Yahooスポンサードサーチ」が¥15,000。「Yahooディスプレイ広告」が¥10,000になっているので合計値が¥25,000になっているのでOKですね。

Excelのワイルドカードで使う2つの記号

  • 「*」(アスタリスク)
  • 「?」(クエスチョン)

この2つの記号を、検索したい文字の前後にくっつけて使うことであいまい検索ができます。

上の「Yahoo」の文字を例にしてみます。

「*」(アスタリスク)をワイルドカードで使う場合

「*」は「Yahoo」の文字の前後になんらかの文字が含まれるものすべてを抜き出したいときに使われます。

「Yahoo*」ならYahooより後ろに文字が含まれているものを選べる。

「*Yahoo」ならYahooより前に文字が含まれているものを選べる。

という感じです。

例えば、検索対象として下記の文字があったとします。

検索対象の文字列
  • Yahoo
  • Yahoo!
  • Yahooスポンサードサーチ
  • Yahooディスプレイ広告
  • 1Yahoo
  • 11Yahoo

これらの文字から「*」を使って文字を検索する場合は下記のようになります。

「Yahoo*」で抜き出せる文字

  • Yahoo
  • Yahoo!
  • Yahooスポンサードサーチ
  • Yahooディスプレイ広告

「*Yahoo」で抜き出せる文字

  • Yahoo
  • 1Yahoo
  • 11Yahoo

「*Yahoo*」で抜き出せる文字

  • Yahoo
  • Yahoo!
  • Yahooスポンサードサーチ
  • Yahooディスプレイ広告
  • 1Yahoo
  • 11Yahoo

「?」(クエスチョン)をワイルドカードで使う場合

「?」も「*」と基本的な考え方は同じですが、「?」は検索したい文字の前後1文字含まれているものしか検索できません。

検索したい文字列+1文字、だけを検索できます。

ただ、注意点として「*」との違いは、前後1文字含まれているものしか検索できないということです。(前後0文字は含まないので、前後に文字が含まれないそのままの文字列は検索対象になりません)

ちょっとわかりづらいですよね^^;

上の例と同じく、検索対象として下記の文字があったとします。

検索対象の文字列
  • Yahoo
  • Yahoo!
  • Yahooスポンサードサーチ
  • Yahooディスプレイ広告
  • 1Yahoo
  • 11Yahoo

これらの文字から「?」を使って文字を検索する場合は下記のようになります。

「Yahoo?」で抜き出せる文字

Yahoo!

「?Yahoo」で抜き出せる文字

1Yahoo

「?Yahoo?」で抜き出せる文字

  • Yahoo!
  • 1Yahoo

こんな感じですね。

「?」の場合は「*」と違い、何も含まない「Yahoo」だけの文字は抜き出しません。

「Yahoo!」もしくは「1Yahoo」のように検索したい文字の前後に1文字含まれたもののみ抜き出してくれます。

まとめ:WEB広告運用で便利なExcelワイルドカード

やや上級者向けの機能といえるExcelのワイルドカードですが、覚えてしまえばシンプルです。

そして何かと便利な機能で作業効率UPにつながると思います。

この記事ではSUMIFと組み合わせて使ってみていますが、ぜひいろんな関数と組み合わせて使ってみてください。

この記事でワイルドカードの使い方を知識として得た後に、ぜひ積極的に使っていって自分のものにしていくことでExcelレベルが上がっていくでしょう^^

なにか参考になれば嬉しいです!

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