こんにちは!
現時点で、Looker Studio(旧Googleデータポータル)について学べる唯一の本と言える『Googleデータポータルによるレポート作成の教科書』を読んでみたので書評してみました。
名前から、ちょっと難しそうな印象を受けるかもしれませんがツール自体の操作は意外と難しくはないです。
この本がオススメなのは、このような人ですね。
- Googleデータポータル完全初心者。
- 他人が作ったデータポータルを引き継いだけどよくわからない。
- もうデータポータルは使っているが、もっと良いレポートを作りたい。
- データを使ったレポート作成全般が苦手な人。
こういった方々にはほぼ確実に役に立つと思います。
個人的に非常に役に立ったのでオススメの本なんですが、今回は簡単に感想まとめてみました。
Googleデータポータルの概要がわかりやすくまとまっている。
完全初心者の方は、とりあえず『Googleデータポータルによるレポート作成の教科書』Chapter1、2を見ればGoogleデータポータルを使ったレポートの形は完成まで持っていけると思います。
データポータルでは下記のデータを連携可能です。
- Googleアナリティクス
- サーチコンソール
- Google広告
- Youtubeアナリティクス
- Googleスプレッドシート
このあたりはよく使われるメジャーなデータ連携先ですね。
これらの分散したデータを1つのレポートに自動的にまとめてくれるので便利なBIツールです。
あとは、どんな分析をしたいかのシーン別に選ぶべき指標やデータもわかりやすくまとまっていました。
本のChapter2を見ながら、まずはレポートの全体像を作った後に1スライドごとにレポートを作っていくと良いでしょう。
レポート作成慣れしてない人も、ビジュアライズのコツがわかる
正直、レポート作成に慣れていなかった頃は、伝えたいことをどうビジュアルに落とし込めばいいかイマイチ分かりませんでした。
- 円グラフ
- 棒グラフ
- 折れ線グラフ
- 棒と折れ線の複合グラフ
などなど色んな形のグラフがありますが、新人の頃はどのグラフを選んでどう表現すればいいか悩ん
で時間がかかってしまっていたんですよね・・・。
Chapter5でレポートのビジュアルについて解説されていて、P270~のスライド事例も、レポートスライドを作っていく段階で参考にできると思います。
特にChapter5では、レポート作成したことがなかったときの僕が読みたかったレポート作成におけるビジュアライズの基本がわかりやすく解説されていて、この点も良いと感じた点です。
そういう意味では、レポート作成担当の新人さん向けの課題図書としても良いかもしれません。
【まとめ】結局は手を動かすのが一番の上達法
色々と書きましたが、とりあえず手を動かしてデータポータルのフォーマットを作ってしまうのが一番の上達方法です。
今はデータポータルに関する情報もネット上に豊富に出てきた印象です。
なんでもググって情報集めをしながら形にできてしまうタイプの人は、あえて本を買う必要はないかもしれません。
自分でググってできてしまう人向けに、Googleデータポータルのヘルプも存在しているので紹介しておきますね。
Googleのヘルプは読みやすいとはお世辞にも言えませんが、情報としては豊富なのでうまく活用していくと良いです。
動画やセミナーで学習したい人は下記サイトで探してみてください。各サイトの「Googleデータポータル」検索結果画面のリンク先まとめてみました。
この記事を書いている時点では、peatix内でGoogleデータポータルのセミナーを定期的にやっている方はいました。
Googleデータポータルは動画で学ぶなり、Googleで情報を漁るなり、自分にあった方法で覚えていけばいいと思いますが、Googleデータスタジオを普段から使っている人やこれから覚えようとしている人にとっては手元に置いておいて損はない本だと思いますので「Googleデータポータルによるレポート作成の教科書」おすすめです。
Udemyであれば、1つだけ日本語でのデータポータル解説動画がありました。
金額は高くないので、動画での解説を見たい方は見てみて下さい。