WEB広告運用会社アドリスティングの佐藤雅樹さんの本(これからはじめるリスティング広告 ぜったい成果が出る!教科書)を読みました。
WEB広告の分野で有名な方でもともと存じ上げていたのですが、デジタルハリウッドでの講師などもやられていた経験もあるとのこと。
「ぜったい成果が出る!教科書」という強気なタイトルで、amazonレビューでも賛否両論の本ですが、こちらを書評してみます。
【書評】これからはじめるリスティング広告
オススメ度:★★★☆☆(3/5)
本当に初心者向けに書かれているので、わかりやすいです。
アカウント管理画面の操作手順が書かれているので、管理画面に慣れていない人からすると読みやすいのではないでしょうか。
Google広告がGoogleアドワーズだった頃の書籍(2017年出版)ですが、内容はほとんど同じなので問題ないと思います。(一部もうない機能もある)
リスティング広告自体がよくわからない人でも、概念的なところから解説されている点も良い点ですね。
この本をおすすめする人は?
- インターネット広告代理店に新卒入社したばかりの人
- 数万円程度の少額費用でリスティング運用をはじめる企業、店舗の人
- リスティング広告って何?という状態の人
本のタイトル通り「今は何もわからないけど、これからリスティング広告をはじめたい」という方向けです。
「月予算1、2万円程度で、地域限定でリスティング広告をかけたい」という店舗、会社の担当者の方にも適していると思います。
使える予算が少なければ、やれることも限られてきますので、この本で基礎的なところを学べば充分ですね。
読むと何が得られる?
- リスティング広告の基本的な考え方が学べる
- 管理画面の操作を把握できる
リスティング広告ってどういうものなのか?から解説されています。
リスティングの知識0でも、マニアックで高い精度の設定はできないまでも、最低限の配信はできる状態になると思います。
グーグル広告もヤフースポンサードサーチも、管理画面に慣れていないとどこに何があるか分からない状態になりますが、要所要所で管理画面のキャプチャを据えて手順が書かれているので役立つでしょう。
まとめ:これからはじめるリスティング広告
「ぜったいに成果がでる!」というタイトルと、本の内容はちょっとミスマッチな気もしますが、初心者に必要な情報がよくまとまっているように思います。
Amazonの書籍レビューなどを見てみるとあまり評価が良くない様子ですが、口コミで書かれているような間違った情報は見当たらず問題ないかと。
あまり変わらないものの、GoogleアドワーズがGoogle広告に変わったところが気にならなければ、運用型広告の初期の勉強本としては良いのではないでしょうか。
広告運用に慣れるまでは、机の脇などに置いておいて忘れてしまった箇所復習用としてもいいかもしれませんね。
中古のAmazonなどで安く買えると思いますので、ぜひ読んでみてください^^
それでは^^