こんにちは!
スマートフォンアプリで出すことができる、インスタグラム広告の「自動オーディエンス」という機能があります。
広告を出すというと難しいそうなイメージがありますが、「自動オーディエンス」であれば一切知識必要なくスマホで1~2分で広告を出すことができる便利機能です。
しかし、この機能をオススメしない理由としてはターゲティング精度が低いからです。
本来広告を見せたい人に、広告が当たらないという意味ですね。
それでは、詳しく解説します。
自動オーディエンスとは?
そもそも「自動オーディエンス」ってどんな機能なの?となると思います。
インスタグラム広告の設定画面に書いてある自動オーディエンスの説明を引用すると下記になります。

このオプションでは、フォロワーに類似した人がターゲットになります。あなたのコンテンツでアクションを実行したことがあり、コンテンツへの関心が高い可能性がある人がチェックされます。
簡単に言うと「あなたのアカウントをフォローしている人と似た人」に広告を出してくれる機能ということです。
これを聞くと良さそうな機能ですが、実際に配信してみるとフォロワーに似ている人に広告は当たっていないという現象が起こっています。
ターゲティング精度低い事例
自分のフォロワーと似ている人に広告配信できたら非常に良い機能なのですが、現時点ではまだ精度が低い機能のように思いました。
事例を交えて理由を言います。
僕が持っている海外向けインスタグラムアカウントで広告を出してみた事例です。
▼インスタ広告に出したアカウントのフォロワー属性

▼上のフォロワー属性に似た人として出てきた自動オーディエンスがこちら

ほとんど日本人のフォロワーがいない海外向けアカウントにも関わらず「フォロワーに類似した人がターゲット」として出来上がったオーディエンスは「年齢層13~34歳の日本人(男女)」になってしまっています。
これでは良い結果はでないだろうな、、とかんたんに想像はつくと思いますが結果を見てみるとその通りになった形です。
実際成果はどうだったの?
予想通りではありますが、成果としてよろしくありませんでした。
フォロワー1人獲得にかかった費用:1,070円
エンゲージメント単価:2.78円
このような配信結果となってます。
僕が別の機能を使って広告配信したときの成果は「フォロワー1人獲得にかかった費用:114円」でしたので、これに比べると約10倍近くパーフォーマンスが悪いということになってしまいます。

アカウントのジャンルに関連のない人たちに広告があたっている分、たくさんの人に配信されているということは見て取れます。
しかし、「いいね!」をしてくれる人の数は多かったものの、フォローはしてくれていません。
【結論】自動オーディエンスよりもカスタムオーディエンスを使うべし!
自動オーディエンス以外にも「カスタムオーディエンス」という機能を使って広告配信することができます。
この機能もインスタグラムのスマホアプリから簡単に設定できるのでオススメです。
前回の僕の記事で「どんな機能なのか?」「配信してどうなったのか?」について書いていますのでご興味があればこちらも読んでみてください。
↓ ↓ ↓
自動オーディエンスを使った広告配信では、たくさんのいいね!を集めることができたので「とにかく投稿にたくさんのいいね!を集めたい」という場合はこちらの機能を使うのも良いかもしれません。
しかし、あなたのインスタアカウントのジャンルに興味がない人に投稿を見せても、あまり意味はないのではないかと思ってしまうため基本的に自動オーディエンスはオススメしません。
ただ、現時点では精度が良くないと思っているのでオススメしていないものの、今後機能が良くなっていく可能性もあるので定期的にチェックしていこうと思っています(^^)
今回もありがとうございました!