【競合分析に使える】Facebook広告ライブラリの使い方

Facebook広告ライブラリの使い方 Facebook広告

今回は競合分析で使えるFacebook公式ツールの「広告ライブラリ」の使い方について解説します。

広告業界関係者やWEB、SNS関係の仕事をしている人は当たり前に知っているかもしれませんが、それ以外の人には馴染みがないと思いますので今回紹介してみました。

Facebookの広告ライブラリについて簡単に説明すると

  • 競合が”どんな”広告を出しているか?
  • 競合が”どこ”に広告を出しているか?

これらが分かるツールになります。

広告ライブラリ(Facebook)
https://www.facebook.com/ads/library/

「Facebook広告、インスタグラム広告を出そうと思うけど、どんな広告を出そうか迷う・・・」という時は、Facebookの広告ライブラリで競合他社が出している広告を分析することで、成果を出しやすい広告を考えることができます。

競合の会社が「Facebook広告を出しているのか?」「どんな訴求の広告を出しているのか?」が分かるので非常に使えるツールです。

Facebook広告ライブラリの使い方

Facebook広告ライブラリで競合分析をするときの使い方を解説していきます。

非常にシンプルなので直感的に使えると思いますが、手順①~③に分けて具体的な手順を説明します。

①:「すべてを検索」を選んでから競合名を検索

Facebook広告ライブラリTOPページ

https://www.facebook.com/ads/library/

広告ライブラリのトップ画面の少し上にある「すべてを検索」を選んでから、検索窓に分析したい競合名を入れて検索します。

ちなみに、ここで入れた競合名でヒットするのはFacebookページ名です。

競合の会社名を検索してヒットしなかったら、競合のFacebookページ名で検索もかけてみましょう。

②:「競合がどんな広告を出しているか?」をチェック

Facebook広告ライブラリ分析

上の画像の赤枠部分に広告が表示されます。

ここを見れば競合がどんな広告を出しているかが分かります。

もし上の赤枠部分に広告が表示されていなかったら「すべての広告」をクリックしてみてください。

あとは、広告を出している期間を知りたい場合は「インプレッションの時期」をクリックすると前日~過去90日間まで見ることができます。

インプレッションの種類

ちなみに通常のFacebook広告の場合は、掲載中の広告しか確認することはできません。

配信していない広告は広告ライブラリで見ることはできないので注意です。

ただ、社会問題、選挙、政治関連の広告については、配信終了した過去の広告(7年分)を見ることができます。

③:「競合がどこに広告を出しているか?」をチェック

Facebook広告プラットフォーム

赤枠でチェックを入れたプラットフォームでソートすることで、競合がFacebook関連プラットフォームのどこに広告を出しているかをチェックできます。

Facebook関連プラットフォームとは

  1. Facebook
  2. Instagram
  3. Audience Network
  4. Messenger

の4つです。競合がこの4つのどのプラットフォームに広告を出しているか分かります。

例えば、Instagramにチェックした時にだけ広告が表示された場合は、「競合A社はInstagramにだけ広告を出している!」ということが分かります。

Audience Networkについて

「Audience Network(オーディエンスネットワーク)」について分からない人が多いと思うので補足しますと、Facebookと提携しているメディアの広告枠への配信のことです。

代表的なメディアを挙げると、グノシーや食べログなどのメディアの広告枠にFacebook広告が出せるといったものになります。

まとめ:競合と比較して、自社の強みを訴求した広告を出す!

Facebook広告、Instagram広告を自社で出す方も多いと思いますが、どんな広告を出すか迷った時は広告ライブラリで、ライバルになる会社やサービスの広告を見てみてください。

競合が出している広告は非常に参考になります。

競合の会社が出していない訴求軸の広告を出してみたりするのも良いですし、同じ訴求軸だったとしても自社が勝てる訴求だったらそれを広告として出しても良いですね。

例えば、他社が実績100件!と広告で訴求していたとして、自社が実績200件があったとしたら勝てているのでこれを広告として訴求できますよね。

広告ライブラリは、Facebookアカウントがなくても利用できるツールなのでぜひ使ってみてください。

Sponsored Link