こんにちは!
今回はGoogle広告で検索広告向けリマーケティング 「RLSA」(Remarketing Lists for Search Ads)を設定し、配信するための手順について解説します。
RLSAの詳しい説明は省きますが、ざっくり言うと一度サイトを見てくれたユーザーがGoogle検索した時に出る広告ですね。
サイト訪問したことがあるユーザーと一般ユーザーとでは、同じキーワードで流入した時のCVRが違います。
設定方法としてはGDNの広告グループにリマーケティングリストを適用するのと近い感覚で、検索広告の広告グループにリスト適用すればOKです。
それでは、解説していきます^^
Google広告RLSAの設定手順(画像付き解説)
①:広告グループ→オーディエンスを選択
広告グループの画面から「オーディエンス」をクリックします。
キャンペーン全体にリマーケティングリストを適用することは可能ですが、基本的には広告グループに対してリスト適用した方が今後柔軟な運用ができると思います。
②:オーディエンスを追加
左上にある鉛筆マーク?のボタンか、「オーディエンスを追加」をクリックします。
行き着く先はどちらをクリックしても同じです。
③:広告グループを選んで、リマケリストを適用
まずは「ターゲティング」を選んでチェックしてから、配信したい広告グループを選びます。
そして、その下にある「閲覧」を選んた後、「ユーザーがお客様のビジネスを利用した方法」をクリックします。
④:配信したいリマーケティングリストを選択
③の次はこの画面にきます。
リマーケティングリストの中から、配信したいリストにチェックすると右側の画面に反映されます。
これでリマーケティングリストが選択された形になるので「保存」ボタンをクリックしましょう。
⑤:オーディエンス画面で「ターゲティング」になっていればOK
オーディエンスの画面に戻って、「ターゲット設定」の列がターゲティングになっていればOKです。
ちなみに「モニタリング」になっている場合は、リマーケティングリストに対して配信する設定になっていないので注意です。
「モニタリングってなに??」かというと、リマーケティングリストの人がどういう動きをしているかを【見ているだけ】の設定になります。
「配信はしないけど、リスト内の人がどの程度コンバージョンしたのか?表示回数やクリック数はどのくらいなのか?」という数値を確認だけしたい場合は、ここをモニタリングにすると良いです。
あと、配信したいリマーケティングリストが1,000件以下だとRLSAで配信することができませんのでここも注意するようにしましょう。
実際に、1,000件以下のリストを設定すると下記のような画面になり、ターゲット設定もモニタリングになってしまいます。
RLSAを使う時、まずは意識するところ
- ビッグキーワードで入札する
- 入札は通常の検索広告より少し強め
「サイトに訪問したことがあるユーザー」という狭い範囲での配信なので、ビッグキーワードを狙っていって良いです。
逆に狙っていかないと流入が少なくなってしまう可能性が高いです。
ちなみに、これは自己判断になりますが、クライアント要望でライバル企業名キーワードでもRLSAで広告を出していたことがあったのですが、コンバージョン率が高かったです。(ライバル企業から企業名キーワード配信停止依頼がくる可能性あります)
また、RLSAは比較的コンバージョン率が高い配信方法なので、入札金額を通常よりも高めに設定して、より多くのコンバージョンを取りに行く設定にすると良いでしょう。
まとめ
コンバージョンを多くとっていきたいという場合は、RLSAは非常に良い配信手法です。
使える予算次第ではありますが、検索広告をやるならRLSAは基本的にはやった方が良いと思っています。
既存の検索広告をやっているけど、改善するための次の打ち手がなくなってしまった!という場合は、RLSAの実施を検討しても良いでしょう^^
この記事でなにかしたらのお役に立てたら嬉しいです。
ありがとうございました!